昔のバッグをあけて見たら…

歯医者が終わってからサッカーまで時間があったので、押入れを整理していたら昔のバッグがでてきた。
当時、OLだった私が勝負バッグにしていたものだ。なつかし〜！と中を見てみると、一枚の写真とくしゃくしゃになった当時の私の携帯番号のメモが入っていた。写真は、友人の結婚式の2次会で知り合った男の人が写っているもので裏にはご丁寧に「名前・電話番号・職業・資産（笑）」がびっちりと書きこまれている。
これを私に渡したあと、彼は「どうしたら、しほちゃんと付合えるの？」とかなり積極的に迫ってきた。
注）当時、私は飲み屋やコンパではなぜか「志保」と名乗っていた（笑）これは友達にも「本名より、ぴったりだよ！」と好評だった。
男の人に言い寄られるなど滅多にない私だけど、彼とその後2人きりになったときに「ああ、この人はダメだ…この人とは付合えない！」と確信したのでその後彼と会う事は一切なかった。
後で友達に聞いた話しでは、やっぱり私の勘は当っていたようで(^_^;)
そんな問題有りの彼が、最近結婚したとか。相手は年上の女性だとか。そんな話しを聞いたばかりだったので、ついつい写真を眺めて、すっかり忘れていた彼とのことを思い出してしまったのだ。確かに彼は安定した職業（道職員）でお金持ちのお坊ちゃまで結婚するには良い人かもしれない。当時の私はそんな打算的な考えもチラっとあったのは否定しない。

でも。その夜、私は彼と入ったホテルから逃げ出したのだ。とてもじゃないけど、彼とは付合えない！という決定的な出来事があった。数時間前に彼に渡した私の携帯番号を書いた紙をひったくって私はホテルを飛び出した。

あー、若いときは色々あったなあ〜…(遠い目）。